今日こそはゆっくり話しましょう

ジャニーズのことを書かないジャニオタだよ。

私と二人とラジオ

こんにちは。みなさん、聴きました? 2018年3月22日(木)のレコメンです。 嵐のようで、桜のようで、楽しくて幸せな3時間でした。

私が関ジャニ∞を好きになったのは、2017年の1月末です。破門公開で番宣に引っ張りだこの横山さんを見て、元々横山裕が好きだった私は、すぐに気になって彼らのことを調べました。そして当時4ヶ月遅れで放送された深夜のジャニ勉で、「やっと素直になったな。」と女性ゲストに声を掛ける丸山さんを見て、何だこの変な人は!!??!?と衝撃を受けて関ジャニ∞のファンになりました。

中でも私の心をひいたのは、横山裕村上信五の、いわゆる”ヨコヒナ”コンビでした。

この時はもう、ヨコヒナのレコメンも、まるひなのレコメンも終わって、ばどひなで番組をしていました。 私はそもそも普段全くと言っていいほどラジオを聴かない人間で、平日木曜に放送されるレコメンは、私の生活時間からしてもなかなかゆっくり聴ける時間帯ではなく、彼らを好きになってからも、レコメンは今までほとんど聴いてきませんでした。

そんなある日、レコメンから村上信五が卒業するという発表がありました。

2003年、まだジャニーズJr.だった村上信五が、同じくジャニーズJr.の横山裕と一緒にレコメンの木曜パーソナリティとなり、それから14年と8ヶ月*1、コンビだった横山くんが番組を卒業して、その後に就任した丸山くんも卒業して、後輩の中間くん桐山くんと一緒に番組をすることになりながら、彼はずっと木曜22時から、3時間のパーソナリティを務めてきました。 まだ知識や日数の浅い私でも、この番組が、ずっと大事に守られてきた、大切な大切な、歴史のある番組なんだなと感じました。

今日は、3月いっぱいで卒業する村上くんの、最後の2週の放送でした。 いつも通りTwitterを開いてタイムラインを見ていると、その中にヨコヒナという文字が目に入って、どうやらレコメンのことらしいとわかり、久しぶりにラジオアプリを起動してレコメンに切り替えました。 パーソナリティの中間くんが説明していることを聴くと、今日は村上信五卒業スペシャルということで、昔の音源を引っ張り出して、名場面という形で放送するようです。それは、主に横山裕村上信五がパーソナリティを務めていた頃の音源で、説明の後、昔の音源が流れ始めました。

始まったのは、横山裕村上信五のレコメンでした。 実際に当時二人のラジオを聴いていたわけではないのに、何故か懐かしいような気持ちになって、同時に、ああ、もう横山くんも村上くんも、このレコメンから卒業してしまうんだな。と思いました。

ふんわりと、今あるものがずっと続いていくような気持ちは、様々なものに対して、どこかしらに持っている気持ちだと思います。「この2人のレコメンが、村上信五のレコメンが、ずっと続くと思っていた。」というツイートを見かけて、少し胸がきゅっとなりました。様々なものは様々に変わっていって、ずっと同じ形であり続けることは無理なんだな。と気付きました。

名場面はまだまだ続いて、昔の音源の中では他のメンバーを呼んだり、ふざけあったりして、始終楽しそうでした。これからは関ジャニ∞のレコメンが終わって、新しいレコメンが始まるんだな。そうしてまた時代を作っていくんだな。と感慨深い気持ちになり、しんみりとしました。私は中間淳太くんのことも桐山照史くんのことも、ジャニーズWESTのことも好きなので、新しい世代として頑張ってほしい!という気持ちもありました。

ラスト30分、CM開け、声が聞こえました。

あまりにも自然に、普通に会話に入っていたので、最初何も気が付きませんでした。ここでゲストが来ています!と促されて自己紹介した声は、横山裕さんのものでした。

さっきまで散々聴いていた音源が頭の中を巡って、処理が追いつかなくて、でも今喋っているこの声は昔の音源でも何でもなく、今現在、本当にここにいてレコメンで喋っている横山裕さんだ!と理解した瞬間、涙が出ました。5年ぶりのレコメン生放送に緊張する様子も無く、朗らかに喋る声を聴いて、関ジャニ∞横山裕と、村上信五のレコメンだ。と、どうしようもなく嬉しくなりました。

人数の増えたスタジオで、みんなで愉快に話をする中で、横山さんが、変わらない!と言い、村上さんが色々変わった。と言ったのを聴いて、この人はずっと、14年間、周りが変わっていく中で1人でその景色を見つめていたんだな。と思いました。そしてかつて自分のことを最後の砦と表現していた彼が、自分の卒業スペシャルで、横山くんと一緒に笑っているのを聴いて、まるで横山くんが迎えに来たみたいだ。と思いました。

ここで終わらないのが文化放送

「じゃあ……二人で喋ってください!僕たちは出てるんで!村上横山最後のレコメン どうぞ」

え!?何言ってるの!?待って!まだオタクはことが飲み込めてないよ!!と叫んでいる間に、ラジオは勝手にCMに入ってしまいます。CM開け、ラジオは残り20分、

関ジャニ∞横山裕」「村上信五」「「レコメン!」」

の声を聴いて、大号泣しました。本当に横山裕村上信五のレコメンがある。変わって、なくなったと思っていたものが今ここにある。そしてこれが本当の最後なんだ。最後のレコメンが始まる。 大事な大事なものが、今本当の終わりへと向かい始めた。と思った。

二人きりのレコメンの中で、村上くんの一人舞台の話が出て、横山さんが、「続ける凄さと、辞める美学」という表現をしました。それを聴いて、この人はどれだけ努力して、どれだけ沢山の仕事をこなして、どれだけ失敗や挫折を経験して、どれだけ大きな人間なんだろう。と思いました。続けることの大変さと、すっぱりと辞めることの美しさを知っているんだな。と思いました。

賑やかな中で横山くんが、村上くんに「卒業おめでとう!」と声をかけていたのを思い出して、村上くんが、ずっと守ってきたこの場所をようやく離れて、後輩に渡して、みんながそれぞれ新しい方向に歩いて行って、終わって、始まるんだなあと感じました。

ほんの短い時間の二人きりのレコメンが終わりました。 最後、横山くんの「おやすみ、ちゅっ」という声と、スタジオみんなで笑っている声がフェードアウトしていって、ラジオは終わりました。なんて素敵な時間だったんだろうと思いました。本当に本当に素敵で、夢みたいで、宝石みたいな3時間だったな。

まあ、来週が最終回なんですけど!!!!

来週は何が起こるのか起こらないのか全くわからないけど、楽しみにしています。みんな!!木曜22時にレコメンの前で集合だ!!!*2*3

*1:期間に関して間違っていたらすみません。

*2:radikoアプリから無料で聴くことができます。→ http://www.radiko.jp/

*3:ラジオ内の発言は、記憶を元に要約したものであり、全く同じ言い回しではありません。